2015年6月27日

JavaScriptでスマホゲームアプリを作る - Unity編

前回のCocos2d-JS編からだいぶ間が空いてしまいましたが、今回はUnity編です。

Unityのバージョンも5になって、新しいGUI機能が追加されていたりして2dゲームの作成もかなりやり易くなっている様です。

今回Unity5を使って出来たものはこんな感じです。



https://github.com/mikehibm/15puzzle-unity


● 新GUI(uGUI)の使い勝手


定番のNGUIを使った事が無いので比較できないのですが、uGUIは特に問題無く使えそうです。
気になるマルチ解像度への対応も簡単。どんな画面サイズでもボタンを常に右上に置きたい、という場合でもアンカーのプロパティ設定だけで行けるので気に入りました。今回のアプリではタイトル画面のメニュー、ゲーム画面のホームボタンとリスタートボタンをuGUIで作成しています。



● Tweenライブラリが色々あって迷う


パズルのピースを移動する時などにアニメーションをするためのTweenライブラリですが、いろいろと選択肢があるので結構迷います。

今回は LeanTween というのを使ってみました。他に iTween, Hotween なども良さそうでした。

LeanTweenは単体のアニメーションを実行するだけなら使い易いのですが、複数のアニメーションを組み合わせて順次実行し、それをさらにループさせたいという様な場合にコールバックを多段に繋がないと行けなくなるのでちょっと面倒です。


● UnityのJavaScriptは普通のJavaScriptではない


これは一番困った点かも知れません。UnityのJavaScriptは、C#にJavaScriptの皮を被せた様な妙な言語でした。。。

Unity の JavaScript でよくわからないことメモ

こんなヘンテコな言語に慣れるぐらいならいっそC#で開発した方が良いと思います。次にUnityで作る時は迷わずC#ですね。


● Cocos2d-JSと比較した感想


GameObjectとComponentの関係、GameObjectにスクリプトを貼り付けて行くやり方を分かった瞬間に、「Unityええやん!」と思ってしまいました。

Coco2d-JSと比べても、もしかするとUnityの方が生産性が高いかも。。。
今まで1年以上もCocos2d-x/JSで開発して来た私ですが、「もっと早くUnity始めてれば良かった」という気もちょっとして来ました。

次はUnity/C#でもうちょっと複雑なものを作って見ようかなと思います。






以上!