2014年8月14日

JavaScriptでスマホゲームアプリを作るための開発環境いろいろ

● とりあえず何か作ってみないと始まらない


最近、次のスマホアプリを何で作ろうかと真剣に悩んでいる。既にCocos2d-xのC++版で2つほどアプリを作って公開したけど、やっぱり出来ればJavaScriptが使いたい。

悩んでばかりいても仕方がないので、とりあえず下の6つの環境でサンプルゲームを作って試してみようと思う。



PhoneGap (Apache Cordova) 


WebViewをラップしてネイティブアプリとして動作させる。
ゲームを作るならCanvasを簡単に扱うためのライブラリを使うと便利。

ライブラリには CreateJSenchant.jstmlib.jsArctic.js ... などがある。

将来的にはWebGLがもっと普及するとCanvasよりも格段に描画が高速になるらしいけれど、現状ではまだ実アプリで使うには早いみたいだ。
WebGLことはじめ
http://www.slideshare.net/hirumakazuya/webgl-35833170?next_slideshow=1

簡単なパズルゲーム程度であればおそらくCanvasでも大丈夫なのではないかと思う。(やってみないと分からないけれど。)

最近、Visual Studio 2013 (Update 2以上)の拡張機能としてPhoneGap(Cordova)対応が追加されたので、今回はこれを使ってみようと思う。
Multi-Device Hybrid Apps for Visual Studio 2013



Monaca 


PhoneGapをベースにしたWeb上の開発環境。PhoneGap/Cordovaのインストールや設定を一切しなくてもブラウザさえあればすぐに使えるのが素晴らしい。実機でのデバッグもUSB接続不要で簡単に出来て便利。

Monacaのサンプルを見ると Pixi.js を使ったブロック崩しゲームがある。これは、と思って実機で試してみた。結果、Nexus7(2012, Android 4.4.2)ではスムーズに動くもののGalaxy S3(Android 4.4.2)だとカクカクしてほぼプレイ出来ない状態だった。おそらくNexus7ではWebGLが有効になっていてGalaxy S3ではなっていないからだと思うけれど、Canvasだとやっぱりゲームアプリは無理なのか、と不安になる。ただ簡単なパズル系のゲームだったらどうなのか、その辺りを試してみたい。




Herlock 


JavaScriptからネイティブのOpenGLを扱える様にするフレームワーク。
Monacaと同様にブラウザさえあれば開発が出来る環境が用意されているので開発環境をローカルにインストールする必要はない。HerlockViewerというアプリを実機にインストールしておけばネットワーク経由でスクリプトの更新やデバッグログの確認が可能。
個人的にはかなり期待大。



Titanium 


Lanica Platino Engine」という拡張機能(有料・79.99ドル/年)を使うとOpenGLを使って高速に動くゲームアプリの開発が可能になるとの事。少し前までは年間800ドルぐらいしたと思ったけど、それと比べると今はかなり安くなったのでちょっとトライして見ようかと思う。



Cocos2d-JS 


スマホ用ゲームアプリ開発の大本命。
C++版では既にいくつかアプリを作ったので、次はJavaScript Bindingでどこまで開発が速くなるのか試してみたい。



Unity 


こちらも言わずと知れた超有名ツール。C#のイメージが強いけれど、JavaScriptでも開発出来るという事なので今回初めてじっくりと触ってみようかと思う。




以上、実際にサンプルアプリを作ってみてどうだったかは、これから少しづつ書いて行こうと思う。
またそれぞれの環境で下記の点についてもざっと調べておきたいと思う。

  • 多国語対応の方法(端末の言語設定によって画像や文字列を切り替える)
  • 広告(主にAdMob)の挿入方法
  • アプリ内課金の実装方法







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2014年6月4日

iOSのアプリ内課金の設定で失敗...

う〜ん、これはハマる。

「Ready to Upload」ボタンを押すにアプリ内課金の対象プロダクトを選択しないと行けない。


iPhone - 申請したいアプリ内課金の状態がWaiting For ReviewになってないのでDeveloper Rejectした - Qiita

In App Purchaseを組み込み申請するときの正しい順番 - BAD_ACCESS 



結局バージョン番号だけ上げてまた申請し直す羽目になってしまった。


2014年5月1日

Azure仮想マシンのIIS8.0でFTPSを設定した時のメモ

色々と問題があったので忘れない様にメモ。

ローカルユーザーの設定


  • サーバーにFTP用のローカルユーザーを作成する。
  • FTP用ユーザーにアクセス対象ディレクトリへの権限を付与する。


IISのFTP設定


ルートレベル

  • 「FTP Firewall Support」でPassive接続に使うポート範囲を指定。
  • 「FTP SSL Setting」でSSL証明書を指定。


各サイトレベル

  • 「FTP Firewall Support」でPassive接続に使うグローバルIPアドレスを指定。
  • 「FTP SSL Setting」でSSL証明書を指定。(ルートレベルで設定したのと同じもの)
  • 「Bindings」でホスト名を指定。(複数のホスト名がある場合)
  • 「FTP Authentication」でBasic認証を有効化。
  • 「FTP Authorization」でアクセス許可するユーザーを指定。



ここまでの設定後「Microsoft FTP Service」のリスタートが必要なので注意。



Azure管理サイトでの設定


仮想マシンのEndpointsにFTP用の設定を追加。
Passive接続用のポートを許可するのを忘れない事。



「530 Valid Hostname is expected」エラーへの対処


  • 複数のホスト名で複数のFTPサイトを作成している時に発生する。
  • ログイン時のユーザー名を 「サイト名|ユーザー名」と指定すれば解決する。

http://www.net24.co.nz/kb/article/AA-00201/25/Virtual-Private-Servers/Windows/Error-530-Valid-Hostname-is-expected-using-FTP-to-IIS7.html


FileZillaからアップロード出来ない問題の対処


  • ファイルをアップロードすると、転送完了後にエラーになってファイルがサーバー側から消えてしまう。
  • IIS8.0の不具合らしい。
https://forum.filezilla-project.org/viewtopic.php?f=2&t=27898&start=120


  • 対策1 WinSCPを使ってTLS1.0で接続する。(非推奨)  
  • 対策2 サーバー側にHotFixを適用する。
http://support.microsoft.com/kb/2888853



以上、長かった!







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