● Cocos2d-xを最新版に更新
1. cocos new コマンドで新しいCocosプロジェクトを作成。
2. 必要なソースコードや画像・音声などのファイルを古いプロジェクトからコピー。
- 共通のもの
Classes ディレクトリ
Resources ディレクトリ
- iOS固有のもの
Images.xcassets ディレクトリ
ios/AppController.*
ios/RootViewController.*
- Android固有のもの
app/src/org/cocos2dx/cpp/AppAcitvity.java
app/res ディレクトリ
app/jni/Android.mk
app/jni/Application.mk
AndroidManifest.xml
ProGuard設定ファイル
- Windows固有のもの
App/Assets ディレクトリ
● ソースコードの文字コードを「UTF-8 BOM付」に変換
Windows版をビルドするために使うVisual StudioはUTF-8でかつBOM付きのファイルしか正しく扱えないので、nkfコマンドを使って全てのソース・ファイルをUTF-8 BOM付きに変換します。
カレントディレクトリ直下のファイルのみを対象にする場合
nkf -W -w8 --overwrite *.cpp *.h
カレントディレクトリ以下の全てのディレクトリで再帰的に実行する場合
find . -type f -name "*.cpp" -exec nkf -W -w8 --overwrite {} \;
find . -type f -name "*.h" -exec nkf -W -w8 --overwrite {} \;
ちなみにこの処理をWindows上で実行する場合は、下のソフトウェアが便利です。
文字コード変換ツール「KanjiTranslator」(フリーソフト)
● 各種エラーを修正
Windows上で実行した時にLabelの文字列などが文字化けする場合は、.cppファイルの先頭に下記の#pragmaを付けると良いかも知れません。(これで直ったのか他の事で直ったのか、記憶が定かではないのですが。)
#pragma execution_character_set("utf-8")
● 日本語フォントファイルをアプリに含める
Resources/fonts ディレクトリに使用したいフォントファイル(例えば「YuGothic.ttf」など)をコピーしておきます。
ソースコードではフォント名を指定する部分で "fonts/[フォントファイル名]" を使う様にします。
● Windows版で不要な機能をコメントアウト
今回はWindows版ではアプリ内購入で広告を消す機能は省略したので、アプリ内購入に関する処理を全てコメントアウトしました。