2019年4月4日

Visual Studio 2019をインストールしたらASP.NET Webアプリケーションが動かなくなった問題のとりあえずの対応方法


Visual Studio 2019が正式リリースされたとのことで、早速インストールしてみました。


AIによるサジェスト機能とかはあまり期待していないですが、全体的に動作が軽くなるそうで、もし本当ならそこは嬉しいです。


Visual Studio 2017 (15.9.11)がすでに入っている環境に、追加で入れました。


インストール完了後、既存のASP.NET Webアプリケーションをデバッグ実行しようとすると、次のエラーが出て実行出来なくなってしまいました。

Could not load file or assembly 'Microsoft.VisualStudio.Web.PageInspector.Loader, Version=1.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b03f5f7f11d50a3a' or one of its dependencies. The system cannot find the file specified.


このエラーメッセージをそのままGoogle検索して、下のページに解決策を見つけました。


https://developercommunity.visualstudio.com/content/problem/398640/could-not-load-file-or-assembly-microsoftvisualstu-7.html



まずは Visual Studio Installer を起動して、Modifyボタンを押し、Installation locationsのタブを表示して、ダウンロードキャッシュを有効にする必要があるようです。





その後、MoreボタンからRepairをクリックして修復インストールを行います。



さらに、修復インストールが完了したあと、

C:\ProgramData\Microsoft\VisualStudio\Packages\Microsoft.VisualStudio.AspNetDiagnosticPack.Msi,version=16.0.12311.10635

のフォルダ内にある、AspNetDiagnosticPack.msi のファイルを右クリックして「Repair」を実行します。


以上の手順で無事復活しました。


パッチが出るまではおそらく同じ問題にぶつかる人がいると思いますので、メモしておきます。




追記:

今日から2019をメインで仕事に使っていますが、この記事に書いた問題以外は特に問題もなく今のところ普通に使えています。

2017と比べて特に軽くなった感じはしないので何が良くなったのかほとんど分からないのですが(笑)。