- Titanium Mobileで初めて作った。
「米国ビザ申請用写真撮影」
- 本当はiOS/Android両対応を目指したかったのだけれども断念した。
今回作ったのはある種のカメラアプリだったのだけれど、Titanium.Media.showCamera で表示されるプレビューウィンドウの挙動がiOSとAndroidで違ったり、UIのスタイル設定がAndroidだけどうも意図したとおりに反映されなかったりと言う事があって、Android対応は途中であきらめた。本当に複数のOSにきちんと対応しようとすると、おそらくフォルダ単位でOS毎に画面デザインを分けたりして「ロジックは共有するけどUIは別々で」というスタンスで作るのが無難だろうと思う。
- JSでのプログラミングは、やはり手軽!
- AlloyフレームワークはWebアプリの開発者なら非常に親しみ易い。
- ターゲットがiOSのみであればXcode+Objective Cで作るより生産性は高いかも。(もちろんアプリの要件にもよるけど。)
- Androidとの互換性については細かい所で改善の余地あり。今後に期待。
- Platform依存な処理については「モジュール」があれば対応出来る。
なので最終手段としてその部分だけネイティブで自作する覚悟があればそれほど心配する必要はなさそう。
- iOSもAndroidも実機転送に結構時間がかかるのが難点。
MBA(2011)だとビルド開始から実機(iPhone 4S)でのアプリ起動まで大体40秒弱。でもiOSのシミュレータ上で動かすのは早いので開発時に実機が必要でないアプリであればそれほど問題にはならない。反対に実機でないとテスト出来ない機能を使っているアプリ(カメラ系のアプリとか)を開発する場合はこの実機転送の遅さはかなり辛い。
- Titanium + WebViewでjQuery Mobileなどを使って画面を作るのもアリ。
Tips: jQuery Mobileでは「vclick」イベントを使うのが反応を良くするコツ。
- 今後のプロジェクトでTitanium Mobileを採用するか、と言われると...
「要件によっては大いに有り得る!」と思った。
当然ながらアプリの内容によって向き・不向きがあるので、事前に実現可能性などをよく検討してから決める必要がある。ただその判断にかかる時間を極力少なく出来るように、これからも最新版をちょくちょく触って「いつでも使える」状態にはしておきたい。
いずれにせよ、無料でここまで使えるのは本当に素晴らしいと思う。
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2014年4月3日
いよいよWindows Phoneアプリを作るべき時が来た! かも。
Microsoftのブログより
Windows Store universal Windows app opportunity
Windows Store universal Windows app opportunity
The biggest new opportunity announced today is universal Windows apps, which now enable you to reach users across the spectrum of Windows devices with optimized app experiences built from one shared project.
今まではWindows Store用とWindows Phone用のアプリは別々のプロジェクトで作成しないと行けなかったのが、今後は「Universal App」として開発すれば、Windows Store(デスクトップ&タブレット)でも Windows Phone でも動くものを作れる様になるらしい。
これまでも、共通の処理はPCL(Portable Class Library)としてプロジェクトをまたいで再利用する事が出来た。ただ Universal App の場合はもっと進んだ形で、コードだけでなくXAMLや画像などのリソースも含めて共通化する事が可能になる様だ。
I’m pleased to announce today that China Mobile - the largest carrier in the world with 767 million subscribers - and Microsoft have signed an agreement to bring China Mobile billing services to Windows Phone customers in China Mobile’s network within the next few months.
契約数7.6億を擁する China Mobile と Microsoft の提携により、Windows Phone 上でChine Mobileユーザーへのキャリア課金によるチャージが可能になるとの事。7.6億はすごい! 将来的にこの10%がWindows Phoneユーザーになるとしたら、それだけで7600万ユーザーだ。
we have fully completed the roll-out of a streamlined Windows Phone certification workflow that is reducing app certification and publishing timesfrom an average of 2.5 days to 2-4 hours for both new and updated apps.
Windows Phone アプリの審査にかかる時間を、平均2.5日から2~4時間に減らしたとの事。1~3週間も待たされるAppleに比べると、この早さは開発者にとってはとても有り難い。
さて、そろそろWindows Phone/Windows Storeアプリの開発に取り掛かるかな。。。
まずは実機を調達しないと。^^
2014年1月30日
@NというTwitterアカウントを乗っ取られた人の話
英語ですがセキュリティに興味がある人はぜひ一読を。
How I Lost My $50,000 Twitter Username
やっぱり電話によるハッキングから始まっているみたい。
要約すると、
う〜ん、なるほど。
しかしPayPalもGoDaddyもそんなに簡単に電話で情報を教えるのか、という点に驚く。犯人のソーシャルエンジニアリングの技術が高かったというのはあるにしても。
PayPalに登録してあるクレジットカード番号はやっぱり消しておこう。GoDaddyは多分一生使わない。
How I Lost My $50,000 Twitter Username
やっぱり電話によるハッキングから始まっているみたい。
要約すると、
- @NというTwitterアカウントの乗っ取りを狙った攻撃者がPayPalに電話してクレジットカード番号の下4桁を聞き出す。
- その後ドメインレジストラであるGoDaddyに電話してその上の2桁を推測。(GoDaddyの担当者は正解に至るまで何回でも推測させてくれたとの事。)
- 正解してクレジットカードの下6桁が分かった時点でドメインの管理者としてGoDaddyの管理画面にアクセス出来たので、MXレコードを変更する事によってEmailサーバーを自分の管理下にあるものに変更し、Emailアカウントを乗っ取った。
- その後このメールアドレスで登録していたFacebookアカウントも乗っ取られる。
- Twitterアカウントは別のメールアドレスにしていたため乗っ取られはしなかったが、犯人から取引を促すメッセージが来て最終的にはそれに応じるしか選択肢が無かった、と。
教訓1
独自ドメインのEmailアドレスを各種サービスのログイン用のアドレスとして使うのは避けた方が良い。(もしドメインが乗っ取られたら全部やられる。)教訓2
独自ドメインのDNSレコード(特にMXレコード)のTTL値は長め(1週間程度)にしておいた方が良い。(ドメインが乗っ取られてもTTLがExpireするまではまだ正規のEmailサーバーにメールが届く可能性が高いので。)う〜ん、なるほど。
しかしPayPalもGoDaddyもそんなに簡単に電話で情報を教えるのか、という点に驚く。犯人のソーシャルエンジニアリングの技術が高かったというのはあるにしても。
PayPalに登録してあるクレジットカード番号はやっぱり消しておこう。GoDaddyは多分一生使わない。
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