2023年1月15日

Mac で fileproviderd のCPU使用率が100%以上で止まらなくなって困った時にやったこと




Mac で fileproviderd のCPU使用率が100%以上で止まらなくなって困った時にやったこと。



/Library/Application Support/FileProvider/ 以下のファイルをすべて削除


これで無事解決しました。


 参照元:


ありがとうございました!




以上!

2022年11月17日

Visit Japan Web について、細かいことですが一応。

帰国準備にあたってデジタル庁の Visit Japan Web にて検疫と税関の手続きをしました。





アカウントを作成し、パスポート写真とCOVIDワクチン接種カードをアップロード。おそらくパスポートは自動認識、COVIDカードは人力で確認しているっぽい感じです。とはいえそれほど待たされることもなく「審査完了」(青色)になったので、ここまでは良く作り込まれているなと感じました。



ただ一点残念だったのは、税関申告のページで「出発地」を入力する部分。

入力欄をクリックするとドロップダウンリストが表示されるのですが、全世界の都市名が不明な並び順でずらーっと出てきます。




ひたすらスクロールしても「ホノルル」も「ハワイ」も見つかりません。

さらにスクロールし続けると日本語の後になぜか英語表記が続きます。「英語なら見つかるのかな?」とさらに探しても「Honolulu」も「Hawaii」も選択肢にありません。

かろうじて「Other」という選択肢があったので、それにしようかとも思ったのですが、「いや、これだけホノルル便で入国する人が居るのだからまさか選択肢に無いということは無いだろう」と悩んでしまいました。


数秒間考えた後ふと思いついてキーボードから「H」と入力すると、ドロップダウンリストの内容が'H'で始まる都市名に絞られたので、「そうか、なるほど~」と「HONO」の4文字を入力したところでようやく「HONOLULU」の選択肢が現れました。

ところがどっこい、下の画像のとおり、「HONOLULU HA」と「HONOLULU - HA」の2行が表示されています。どっちを選べば良いのでしょう。笑)




まあ多分どちらを選んでも問題は無いと思うのですが、まぎらわしい選択肢が出ることは良いことではありません。


まとめると、「出発地」入力欄のUIの問題点は下の3つになるかと思います。


  1. 「都市名の先頭数文字を入力すると選択肢を絞り込める」ということが見た目上分からない。
  2. 何も入力せずクリックした場合に表示されるドロップダウンリストの内容が不完全。(おそらく全ての都市名を表示すると長くなり過ぎるので最初の200件程度で切っている。)
  3. 選択肢の並び順が不明。また都市名に重複がある。


これに対して私の考える改善策は下記になります。


  1. 「出発地」入力欄の下か上に「※ 最初の2〜3文字をキー入力すると選択肢が絞り込まれます。」などの注釈を表示する。
  2. 何も入力されていない場合はドロップダウンリストを表示しない。
  3. 選択肢の並び順を辞書順にする。都市名の重複を除去する。


いずれも簡単な修正なので、近いうちに改善されることを願います。


デジタル庁の実力はまだまだこんなものではないはず。期待しております!




2022年2月13日

MacでWindows 10/11向けにZip圧縮ファイルを作成する

MacのFinderで任意のフォルダを右クリックし、「圧縮」を選ぶと簡単にフォルダを丸ごとZipファイルに圧縮することが出来ます。


先日この方法で作成したファイルを人に送ったところ、Windows上で「フォルダ名やファイル名に日本語が含まれていると文字化けする」という問題が発生しました。


検索すると「MacはUTF8でWindowsはShift-JISだから...」という説明がたくさん見つかりますが、Zipファイルの解凍に関してはWindows 8以降であればUTF8にも対応しているためOS標準の機能(エクスプローラ上で右クリックから解凍など)を使えばこの問題は起こらないはずだそうです。



ところが、念のため自分のWindows 11マシンで試して見たところ、エクスプローラの右クリックから解凍した場合でも確かに日本語のフォルダ名とファイル名が文字化けすることを確認しました。Windows 11に至ってもまだこんな問題が残っているんでしょうかね。



以下にこの問題を回避するためにとった方法をメモとして残しておきます。



結論: Mac用のコマンドライン版7-zipをインストールする

 
```
brew install p7zip
```

自分の環境で試した限りでは、これでインストールされる 7z コマンドを使って圧縮すれば、Windows 10/11でも問題なく解凍出来るZipファイルを作成出来るようです。


圧縮ファイルを作成する

```
7z a [圧縮ファイル名].zip [フォルダ名]
```



問題が起きていたフォルダをこの方法で圧縮してWindows 11マシン上のエクスプローラ・右クリックで解凍して見たところ、文字化けすることなく正しく表示されました!




以上で解決なのですが、ついでにFinderの右クリックメニューから一発で上のコマンドを実行する方法もメモしておきます。


Automator で Quick Action を作成する






スクリプトの内容
```
ZIPNAME="$1-"$(date +"%Y%m%d-%H%M%S")
/usr/local/bin/7z a "$ZIPNAME.zip" "$@"
```


$@」を使うことで複数選択にも対応出来ます。


このQuick Actionを保存すれば、FinderのQuick Actionsメニューから実行出来るようになります。