2011年4月14日

SugarSyncをLinuxで動かして見た

人気急上昇中のファイル同期サービス SugarSyncをLinuxで利用する方法

上のエントリにも書いた通り、Linuxで(強引に)SugarSyncを利用する方法は2つある。

ひとつは、Linux上でWindowsの仮想マシンを動かして、そこにSugarSyncをインストールしておき、仮想化ソフトのフォルダ共有機能を使ってLinux側にあるフォルダを同期させる方法。

2つ目は、Linux上で「Wine」を使ってWindows用のSugarSyncクライアントソフトを動作させてしまう方法。

今回、この2番目の方法を実際にやってみたのでメモしておこう。

Linuxの環境は、Ubuntu 10.10 (32bit)を使用している。

まずはWineをインストール。
sudo apt-get install wine

次に、Windows用SugarSyncクライアント(「SugarSync Manager for Windows」)をダウンロード。
https://www.sugarsync.com/downloads/
ダウンロードしたファイル(SugarSyncSetup.exe)に実行可能属性を付けた後、実行。
chmod +x SugarSyncSetup.exe
./SugarSyncSetup.exe

おもむろにインストーラが立ち上がった。


デフォルト設定のまま続行してインストール完了。

問題無し! と思いきや、日本語が表示されない。

仕方なくアンインストールし、英語を選択してやり直す。


インストール完了。

今度は無事表示された。英語なので当たり前かww。

最初に同期対象のフォルダを選べと言われるが、とりあえず全てチェックを外しておいた。

「SugarSyncファイルマネージャ」のメイン画面

「同期フォルダの管理」

「ファイル転送状態」

この様に問題なくあっさりと動作してしまった。

SugarSyncも素晴らしいけれども、今回は「Wine」のすごさに驚かされた。今までほとんど使った事が無かったが、これからもWindows版しかないソフトをLinuxで動かす必要がある場合にはまずWineを試そうと思う。


今日の結論

Wineって美味しい!





2012/6/8 関連記事を追加:
Windows/Mac/LinuxでSugarSyncの代わりに使えそうな4つのクラウドストレージ

2012/8/7 追記:
 2012年8月7日現在、Ubuntu 11.10上で再度試した限りでは、インストール時にエラーが出て動作させる事が出来なかった。
Ubuntu 11.10+Wineの環境でインストーラを起動するとほぼ最後まで順調に進むものの…

この通り最後にエラーが出てインストール出来なかった。
残念!
なので僕はLinuxでSugarSyncを使うのはほぼ諦める事にして、Wualaに移行した。WualaならLinux(Ubuntu 11.10)上でも全く問題無く動作するし、機能的にもほぼ同等だ。










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