2013年9月18日

iOSアプリとAndroidアプリを同時に開発する方法

最近はいろんな開発環境やツールがあるけれど、とりあえず以下のような選択肢で検討している。
  • Cocos2d-x
  • Xamarin + Cocos2d-XNA
  • Corona
  • Unity
  • Herlock
  • Titanium Mobile
  • Apache Cordova (PhoneGap)
  • Monaca



ガシガシ動くゲームを作るなら


Cocos2d-x


ようやくcocos2d for iPhoneで簡単なゲームアプリを作れる様になった自分としては、次はこれでAndroid版とiOS版の同時開発かなと思っている。

cocos2d for iPhoneで得た知識も使えるし、CocosBuilderなどの周辺ツール類も豊富なのが魅力。

最初は「AndroidではNDKが必要」というのを聞いただけで尻込みしていたけれど、採用事例は結構多そうで、ネットでの情報も増えてきつつあるみたいだ。

今この本を読みながら次のアプリ開発に向けて準備しているところ。
cocos2d-xによるiPhone/Androidアプリプログラミングガイド


Xamarin + Cocos2d-XNA


意外なところでは、C#で開発するという手法もある。XamarinとCocos2d-XNAというライブラリを組み合わせれば2Dゲームアプリも作れるみたいだ。

普段仕事で使っている言語はC#なので、本当に使い物になるのならぜひ使いたい。Windowsストアアプリの開発も出来るし、有料版ならVisual Studioとの統合も可能なのでかなり興味を惹かれる。

Xamarin StudioというIDEの無料版をとりあえずインストールしてぼちぼち試しているところ。


Corona


2Dゲームに特化した「エレガントなAPIで従来より10倍速く開発出来る」というのが売り文句の開発環境。Luaというスクリプト言語を使う。デモなどを見るかぎりでは確かに簡単に2Dゲームが作れそうだ。

ただ、プロプライエタリなソフトウェアなのであまり依存したくはないかな、と思ってしまう。



Unity


とりあえずインストール しては見た。面白そうな解説本も買って積んであるのだけれど、まだじっくり触る事が出来ていない。

次のバージョン(4.3)ではなんと2Dゲームに特化した機能も追加されてますますパワーアップするらしい。
Unity - Unity PRESS RELEASE – Unity、2D向けゲーム開発機能とクラウドサービスを新たに提供 
もしかするとこれからのゲームアプリ開発の大本命になるのではないかとも思ってしまうほど高機能。

ちょっと高機能過ぎて初心者は慣れるまでが大変。それにしてもUnityのアセットストアは強力。


Herlock


今日、こんなのも見つけた。国産の新しいクロスプラットフォーム統合開発環境。JavaScriptで開発出来る。だからBackbone.jsやTweenJSなどと言った既存のJSライブラリも使える。 しかもOpenGLで高速なグラフィック処理も可能。

iOS/AndroidアプリをJavaScriptで開発、OpenGL対応で高速描画の「Herlock」、クローズドβリリース - Publickey 
FlashライクなコードでOpenGLの処理を記述できるため、高速なグラフィック処理を実現する点も大きな特徴です。ゲームなど高速な画面書き換えなどを要求するアプリケーションに対応します。』 
Herlockの紹介動画 

これは期待大。早速クローズドベータ版の利用申請をしておいた。



ゲーム以外なら


Titanium Mobile


クロスプラットフォーム開発の老舗。


Xamarin


Xamarin Studio または Visual Studioを使ってC#で開発が可能。個人的にはかなり興味あり。


Apache Cordova (PhoneGap)


HTML5 + JavaScriptのアプリをラップしてネイティブアプリを作成するツール。

Apache CordovaとPhoneGapの関係が分かりにくい事になっているけれど、今の所は結局同じモノみたいだ。
Cordova(PhoneGap) とりあえずどんなものか | MUSHIKAGO APPS MEMO 
AdobeがApache Cordovaの私家版PhoneGapの3.0をリリース, APIをプラグイン化してより身軽に | TechCrunch Japan 


Monaca


内部的にはPhoneGapを利用しているらしい。ブラウザ上で利用出来るIDEが秀逸。Monacaデバッガというのもちょっと試してみたけれど、とても便利で感動した。

なんとなくApache Cordova(PhoneGap)を使うのであればこっちの方が生産性が高そうな気がしている。HTML5での実装に適したアプリを作る機会があったらぜひ使いたい。


今日の結論


この他にも色々な開発環境やツールがあると思うけれど、次は

Cocos2d-x
Unity

の順でやって行こうかなと思っている

余裕が出来たら、

Monaca
Xamarin

あたりにも手を伸ばしたい。

あとHerlockにはぜひとも頑張って完成度を高めて行ってもらいたい。応援してます!




 



2013年8月22日

Google Chromecast を買ってみた

なぜかオーダーしてから届くまでに3週間もかかったけれど、Chromecast がようやく届いた。




セットアップは実に簡単だった。

テレビのHDMI端子に本体を差し込んで、USBケーブルで電源につなぐ。(もちろん電源アダプタが付属している。)

テレビと壁の間に本体を差し込むスペースが無い時の為に、HDMIの延長ケーブルも付属しているのでちょっと感心した。

その後PCのブラウザで所定のURLを開く。するとアプリケーションをダウンロードする様に言われるので、ダウンロードしてインストールする。そのアプリを実行すると、Chromecast用のWifi設定やデバイス名称の設定を行う画面が表示される。何も変更せずにデフォルトのままで問題無しだった。


YouTubeがまるでテレビみたいに見える。(笑)


Netflixのストリーミングで映画のタイタニックも観てみた。
画質は普通にDVDで観ているのと変わらない様に感じた。


実は既にだいぶ前からリビングのテレビにはWindowsのPCをつないでYouTubeや動画を観ていたのだけれど、それよりも明らかに画質が良い様な気がする。

それに何より使いやすい。

手元のスマートフォンのChromecast対応アプリで出力先に自分のデバイスを選ぶだけ。

今の所対応アプリはYouTube, Netflix, Google Play Music/Movie(?) ぐらいしか無いみたいだけれど、これから増えてくるに違いない。対応アプリが増えればひょっとするとヒット商品になれるかも。(?)

現時点でも、YouTubeとNetflixのヘビーユーザーにはかなりオススメだと思う。





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2013年7月25日

Google Appsアカウントを使ってGoogle Playストアで購入しようとするとエラーになる件

何やらGoogleから手頃な価格で面白そうなものが発売されたらしい。

Google、「Chromecast」発表。わずか35ドルで、テレビをオンラインビデオ対応にする新デバイス - Publickey http://www.publickey1.jp/blog/13/googlechromecast35.html



35ドルならこれはとりあえず試さなければ、と早速Google Playストアから購入手続きを開始した。



ところが、いざ支払いをしようとすると途中でエラーメッセージが表示されて先へ進めない。


何なんだこれは...と思いながら「こちらからお問い合わせください」のリンクをクリックしてメールアドレスを入力して送信する。


これでなんとか復旧するかと思ったけれど、しばらくしてGoogleから自動返信のメールが来る。

Your Google Apps account has been disabled by your administrator. Please contact your Google Apps administrator for more information. Your Google Apps administrator is usually someone outside of Google who set up your Google Apps account.

これを読むとどうもGoogle Appsのアカウントを使っている事に原因がありそうな感じだ。でもGoogle Appsの管理画面を隅からすみまで探しても問題になっていそうな所を見つける事が出来ない。

小一時間検索してやっと次のリンクを見つけた。

https://support.google.com/wallet/contact/ga_reset



どうもGoogle Appsで管理しているアカウントをGoogle Playで使っている場合、アカウントのパスワードをリセットするとセキュリティ保護のために自動的にGoogle Checkout (Wallet)へのアクセスが停止される仕様になっているらしい。

https://support.google.com/wallet/answer/2909022?hl=ja
お客様のメール アドレスのパスワードがお客様の組織の管理者によって再設定されたことが検出されたため、またはお客様がご自身のパスワードを変更したことが検出されたため、お客様のお支払い情報を保護するための予防措置としてアカウントが停止されました。ただし、この停止の影響を受けるのは Google ウォレットへのアクセスのみであり、Google Apps のその他のサービス(Gmail、カレンダー、Google サイトなど)には引き続きアクセスできます。


よく分からない仕様だけれど、とにかくGoogleとしてはお金を扱うWalletへのアクセスは厳重にしたいという事の様だ。検索すると同様にGoogle Playで買い物が出来ないよ〜、という声がいくつか見られた。

とりあえず上のフォームにメールアドレスや「最後の注文の詳細情報」などを入力して送信。

これで無事回復することを祈りながら今結果を待っているところ。

しかしなんとも不便な仕様なので、これはぜひとも改善してもらいたいところだ。



追記:
その後24時間かかるかかからないかぐらいでGoogleの日本の担当者の方から日本語でメールが来て、さらにその数時間後に無事Walletのアカウントが回復して買い物が出来るようになった。Googleの対応は意外に早くて嬉しかったのだが、連絡用のフォーム(https://support.google.com/wallet/contact/ga_reset)にたどり着くまでにさんざん検索結果を漁らなければならなかったのが少々残念だった。