2013年3月6日

Azure Mobile ServicesがAndroidに対応! Android2.2以降で実行可能


Windows Azure Mobile ServicesがAndroidに対応したそうだ。

Windows Azure Updates: Android Support, SQL Reporting Services, Active Directory, More… - ScottGu's Blog


これでバックエンドのサービスを簡単に作成する事が出来る。嬉しい!

ところが説明を読むと、「Android 4.2以降が必要」という注意書きが。。。

「え、うそでしょ~。4.2以降なんて現時点で使えるのはNexusシリーズぐらいじゃないの...」

と思ったけれども、サンプルコードをダウンロードしてマニフェストファイルを見ると、

android:minSdkVersion="8"
android:targetSdkVersion="17"

となっている。

なので、アプリの動作環境としてはAndroid 2.2以降なら問題ないみたいだ。


(「4.2以降が必要」というのは開発用のSDKのバージョンを指している様だ。)



試しに Android 2.3.5 が入ったHTC Evoでサンプルアプリケーションを動かしてみた所、Todoリストにデータを追加する部分については問題なく動作した。


Azure Mobile Servicesの管理画面からデータを確認したところ。



Todoリストのチュートリアルはこの後「ユーザー認証の追加」や「GCMを使ったプッシュ通知」の実装に続く。

まだそこまでは試していないけれど、多分Android2.2以降なら問題無さそうな気がするので、まずは一安心した。


これでさらにアプリ開発の可能性が広がりそうだ!



*追記:
ここにははっきり「2.2+」と書いてあるので、やっぱり大丈夫そうだ。

MS Open Tech develops the open source Android SDK for Windows Azure Mobile Services - Interoperability @ Microsoft - Site Home - MSDN Blogs







 

2013年2月19日

AndroidでAnimation終了後にViewを削除する

動的に追加したViewに対してアニメーションを実行して、アニメーションが終了したらそのViewを完全に削除してしまいたい、というケースがあってハマったのでメモ。


基本的にはアニメーションの終了後に何かをするには、前もってAnimationListenerをセットしておけば良いはず。

AnimationListener の onAnimationEnd というメソッドをオーバーライドして処理を書く事になる。 

この onAnimationEnd の中でアニメーション対象のViewを親のViewから削除しようとして、次の様に書いたら parentView.removeView の所で エラーで落ちた。




調べてみると、どうやら onAnimationEnd 内でUIの処理をするとまずいみたいだ。parentView.post() を呼んでUIスレッドに処理をRunnableの形で渡せば問題なく実行出来る様になった。






  

2013年2月15日

jQueryのイベントで return false はしない方が良い

前回の記事を書いている時に検索にヒットしたリンクでちょっと「へぇ~っ」となったものがあったのでメモ。

 javascript - event.preventDefault() vs. return false - Stack Overflow

イベントのハンドラを書く時に、jQueryのイベントと通常のDOMのイベントでは

return false;

の意味が違うらしい。まずい、今まで気にしていなかった。。。


jQueryのイベント:

  •   デフォルト動作を抑止。
  •   イベントバブリングを中止する


通常のDOMのイベント: 

  •   デフォルト動作を抑止。(但しブラウザのバージョンに依存)
  •   イベントバブリングの中止はしない


という事らしい。


jQueryのイベントハンドラで return false; をしてしまうと、イベントバブリングまで中止されてしまう。これはあまり好ましくない事だ。

なぜイベントバブリングを中止する事が好ましくない(or やってはいけない)のかは、下の記事を読めばよく分かる。


jQuery Events: Stop (Mis)Using Return False | Fuel Your Coding


jQueryのバブリングと、「return false;」「e.stopPropagation();」「e.preventDefault();」について | ふじこのプログラミング奮闘記


JavaScriptのイベント伝播について覚書 | Linuxで自宅サーバ構築




結論



jQueryのイベントハンドラでは、

1. デフォルト動作を抑止するには、event.preventDefault() を 使う。

2. バブリングを中止する必要がある場合は、event.stopPropagation() もしくは
event.stopImmediatePropagation() を場面に応じて使い分ける。

3. return false は親要素にもイベントハンドラがアタッチされている場合などにバグの原因になり得るので、使う場合は十分に注意する。(もしくは使わない。)

というのが良いみたいだ。